ご訪問ありがとうございます。k-non妻です。
GRAND SMARTではパラペット屋根も魅力の一つですが、
i-smartやi-cubeのお家は、
平屋でないと軒があまりない家がほとんどだと思います。
我が家は南にバルコニーをつくり、
そこに洗濯物を干すつもりでいました。
急な雨があっても洗濯物が濡れないように
バルコニー分の軒延長もしました。
結局、引っ越しで洗濯機を新しく
乾燥機付きにしたのもあって、
入居から外干しすることがなくなってしまいました。
バルコニーも軒延長も必要なかったな。
もったいないことしたな〜💦
と思っていたわけですが‥
夏を迎えた時に、軒が日射遮蔽(日除け)の役割を果たし
あらためて軒の大事さに気づかされました(^_^;)
日差しが強い夏は、
太陽光が日射熱として窓に降り注いできます。
ご近所さんをみわたすと、
日中はシャッターを
半分くらいまで下げている家もあったりします。
一条のお家を建てるとき、
シャッターを採用する方は少ないように感じていました。
(我が家も採用してません)
冬は床暖房で過ごしやすい一条工務店のお家ですが、
夏も快適に過ごせるよう
軒延長でわかったこと・実感したこと等
お伝えしていこうと思います。
当ブログにコメントをくださり、大事なことを書いてくれました。
「各家庭のシャッター取付け」について詳しく説明下さっています。
また自分の誤解を与える文章、お詫び申し上げます。
軒延長はメリット?
夏の暮らしにおいて、
太陽光を遮る日射遮蔽をすることは
エアコン効率も良くなり、
電気代の削減にも繋がります。
また、外にある室外機やエコキュートを守ることにもなります。
雨風にさらされる屋外に置かれるものではありますが、
軒下のほうが故障リスクも下がります。
日射遮蔽は重要?
冬は、
家を暖めてくれる天然暖房となる日射。
冬は大いに日射を活用しています。
逆に夏は、室温を上げてしまう原因になるので
日射は避けたいものになります💦
夏の強い日差しが降り注ぐ窓は
窓自体、とても熱くなっています。
特に2階は熱が集まる場所になるので、
夏は暑くなりがちです。
2階リビングの我が家。
軒延長をしたおかげで、少しは遮蔽(日除け)されていますが、
それでもサンシェード等を使う日射遮蔽をしないと
24時間運転のエアコンも効率が悪いものになってしまいます。
そもそも家づくりの段階で、
高性能な家は暑くならないんだろう
と勘違いしてた私(^_^;)
住む前の疑問や思い違いしていたことを
Q&A形式でまとめたのでお伝えしていきます。
Q&A
高性能な家なら暑くならないよね?
暑くなります。
入居した夏、暑くなってわかりました。
窓から熱が伝わってくるのがわかって、
慌ててハニカムシェードを閉めました。
(断熱ハニカムと遮熱ハニカムです)
そうするとハニカムと窓の間に熱気が立ち込めてしまいました💦
その経験から窓の内側ではなく
窓の外で日射を遮らないと室内が暑くなってしまうのだと、
徐々に理解していきました。
トリプル樹脂サッシでも熱くなる?
トリプルでも日射熱は入りこんできます。
展示場や住まいの体験会で、
ハロゲンランプの窓に手をかざしても、
トリプルの窓のほうは熱くなかったはず…
なのになぜ??
疑問符だったのですが‥
短時間かつ一部分だけの熱には耐えられるんだと思います。
猛暑の夏では、外全体の空気が暑く
一日を通して気温はあまり下がりません。
そこに強い日差しの太陽光が何時間も降り注ぐわけですから、
窓自体が熱くなってしまうのも今になって理解できました。
樹脂サッシの部分は熱くならないんですけどね。
エアコンだけで解決できない?
エアコンを、ガンガンにつければ大丈夫でしょ?
可能ですが…パワーを使います。
効率も悪く、電気代も高くなってしまいます。
例えば、
車でイメージするとわかりやすいですが
炎天下のところに駐車しておいた場合、
車内は猛烈な暑さになっています。
座席シートもハンドルも熱くなっていて
エアコンを付けてもすぐには涼しくなりません。
もちろんエアコンのパワー全開です!!
逆に屋根のある駐車場や日陰の駐車なら、
ハンドルが触れないほど熱くはなっていないはず‥。
車内も猛烈な暑さとまではなっていなくて、
エアコンを付ければ、まもなく涼しくなります。
家の場合も、外からしっかり日射遮蔽をして
エアコン運転したほうが、
エアコン効率が良くなるのがわかると思います。
軒延長はどれくらい必要?
軒は長くすればいいというわけでもありません。
冬になれば、家を温めてくれる日射は大事な熱源です。
太陽高度が低い冬のことも考慮する必要があります。
平屋と2階建ての家では、
日射の入り方も違ってきます。
家や屋根の向き・周辺状況によっても
軒の適正がかわってくるそうです。
最適な軒の長さは地域で違いがあるそうで、
設計士さんと一緒に考えるのがいいと思います。
我が家の仕様
27坪 2階建て 延床面積(89.16㎡)
太陽光パネル 10.08kW
片流れ屋根に
太陽光パネルをギリギリまで載せています。
我が家は軒を916㎜出しました。
(雨樋除いた数字です)
軒の延長は、
ダミーパネル(屋根特殊施工)にして費用は 28,300円です。
軒延長部分を、
太陽光パネルにすることも可能でしたが、
コスト面や、
太陽光発電10kW未満申請にするつもりでいたので
ダミーパネル(屋根特殊施工)を選んでます。
おわりに
気密も高く断熱材に覆われた家では、
外の影響を受けず暑くならないと思っていました。
窓からの太陽光で室内が暑くなることや、
保温される家でその熱は抜けないことなど…
住んでからわかったことも多いです ^^;
軒延長は、
後からだとなかなか手を加えられないところです。
太陽光パネルでの延長では、
容量が大きくなるほど金額が上がってしまいますが、
ダミーパネルであればコストを抑えて採用できるので
予算に合わせて選択するといいと思います。
軒延長した我が家ですが、
それでもシェードやすだれをつけた日射遮蔽をしています。
風が強い日や台風の時には
その都度はずしたり手間もあります(*_*;
(夫がやってますが‥)
そういう意味でも、
家づくりの設計前・設計中であれば、
軒について検討してみると暮らしやすい家になると思うのです。
日射遮蔽についてかいてます。
以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
【このサイトを応援しませんか?】
記事がお役に立てたり、お楽しみ頂けたら、応援よろしくお願い致します。
冒頭、シャッターについて言及されてますが、各家庭においてシャッターを取り付ける意味として、防火または準防火地域の住宅としての設置義務があります。これは住宅火災の延焼を防ぐためです。ただ、一条工務店とそのほかの一部のメーカーの窓等については一定の基準を満たしていればシャッターの設置が免除されます。そのかわり窓自体の価格は高いです。一条工務店で窓にシャッターの取り付け例がないのはそのためです。シャッターを日除け目的で設置している人はおそらくいないと考え、とりあえず設備としてあるから閉めるが正しいと思います。
当ブログをお読みいただきありがとうございます。
「防火、準防火地域じの住宅としての設置義務」について知り得ず、教えていただきありがとうございます。
コメント最後に書かれている「シャッターを日除け目的で設置している人はおそらくいないと考え、とりあえず設備としてあるから閉めるが正しいと思います。」について、自分も同意見ですが・・・伝え方が悪く多くの方にも誤解を与えてしまいました。
この場を借りて、深くお詫び申し上げます。今後もブログ発信を続けていくので、何卒よろしくお願い致します。