ご訪問ありがとうございます。k-nonです。
秋が訪れ気温も落ち着き、過ごしやすい時期になりました。
エアコンなしでも過ごせるようになり、
湿度もカラッとする貴重な時期でもあります。
晴れた日は行楽日和で、ちょっと外に出てみよう!
と活動的になったりしますよね(*^_^*)
この晴天が続くときに注意しておきたいのが
『秋なのに暑い日』です。
気持ち良くて、つい窓から日差し取り入れていると、
室温が上がって暑くなってしまうことも・・💦
高気密・高断熱の家は、いったん熱を取り入れてしまうと、
熱が逃げないので、家の中は保温状態のまま熱を持ち続けます。
そこに人間が出す体温や家電、
生活するうえで生まれる熱も加わるので、
エアコンを切った状況では、なおさら気をつけたいところです。
今回は、夏から秋への季節の変化に伴い、
我が家が行う暮らしの切り替え方をお伝えしていこうと思います。
目次
高気密・高断熱のこと
そもそも高気密・高断熱の家は、
外気の影響を受けないと思って過ごしはじめた1年目。
暮らしていくうちに、外気の影響を受けないのではなく
影響を受けにくい家なんだと知ることになります。
窓はトリプル樹脂サッシであっても、
外気の影響を一番受けてしまいます。
1年目の夏、暑くなる前に南や西にシェードをつけました。
秋が深まり、寒くなってきたのを感じて床暖房を開始。
この時には、快適さを求めて
エアコンないし床暖房を、強めたり・弱めたりを繰り返す
その時の状況に応じた動かし方をしていました。
そのため湿度の状態も安定せず、
湿度を維持するのは難しいことだと感じていました。
一年通してわかってきたことは、
室温をなるべく変動させない(一定になる)暮らしを目指した方が、
室温も湿度も安定するのでは?と思えたこと。
そして一定を保つためには、
室温の変動は小さい方が、維持しやすいだろうと考えました。
2年目から、ここを意識して暮らすようにし、
現在ではエアコンや床暖房の運転も大きな変動させないようになりました。
エアコンにおいては、
真夏の8月でさえ静~弱(風速)の運転ですむようになり、
強めた運転をしない分、消費電力も抑えられ、
湿度調節も安定するようになりました。
8月のエアコン運転と消費電力の関係です。
このような暮らし方を基にした高気密・高断熱の
秋の暮らしについてになります。
室温と湿度の維持へ
中間期である秋は、お昼の気温は高くなりますが、
朝晩の気温は低く、寒暖差が激しいのが特徴です。
室内の環境は?
気温の下がる曇り・雨の日や、明け方に室内の温度は下降しますが、
高断熱の家では、すぐに影響を受けるわけではないので、
外が寒くなってきても、家の中が寒くなることはありません。
無暖房でも生活はできますが、
何もしないのか? というと、そうではないです。
やること
室温や湿度を(一定に)保つために行うことを3つに分類しました。
日射のコントロール
シェードやハニカムシェードを使って日射遮蔽をしたり、
秋が深まり気温が下がってきたら、
ハニカムシェードを開けて日射を取得する。
シェードの設置場所と取付けについてまとめてます。
空調管理
週間天気や気温・湿度の予報を確認して、
エアコンを切るタイミングと床暖房開始の時期を見極める。
湿度チェックと管理
エアコン除湿運転。
外の湿度や室内の湿度を湿度計でチェック。
時期に応じて窓開け換気やロスガード換気システムの切り替えを行う。
乾燥する時期に入る前にうるケアを開始する。
目標値
室温や湿度の目標値です。
目標値 | |
---|---|
室温 | 23℃~26℃ |
湿度 | 60%未満 |
絶対湿度 | 9g~13g |
なるべくこの範囲を目標にしていますが、
秋や春などの中間期と季節の変わり目は、
この範囲を若干超えてしまうことがあります。
天気予報みながら、
様子をみるか・対策するのか判断していきます。
秋の暮らし
夏から秋に入ったまだ暑さが残る初秋の時期と、
過ごしやすい季節に入ってきた頃合いの秋と、
2つの時期の変化で解説していきます。
初秋(夏~秋)
日中はまだ25℃以上の夏日が続いている時期。
朝晩の寒暖差が大きくなってきて、
夜~朝にかけての気温は16、7℃程度まで下がる日も出てきた頃。
室内の状況は、
躯体の蓄熱や室内の温度はまだ高いため、
外気温の影響はほとんど受けません。
日射のコントロール
シェードは外さずそのままで、
ハニカムシェードも開けないです。
雨が続く日があれば、シェードを外してしまっても、
エアコン運転はまだ継続しているため、
晴れた日でも、オーバーヒートする程ではないと思います。
くれぐれもハニカムを開けないようにしていきます(^_^;)
空調管理
エアコンは運転中
湿度チェックと管理
エアコン除湿しているので、
除湿がうまくいっているか湿度計で確認するくらいです。
秋
10月に入ると日照時間も短くなり、
初秋の頃とさほど気温が変わらなくても、
外の湿度が下がりはじめているので、
過ごしやすく感じるようになってきます。
雨予報はとくに注意が必要で、
この雨が一気に気温が下がるトリガーになりうるので
週間予報は気温も注視します。
日射のコントロール
気温の低下や、雨予報の前にシェードを外します。
ハニカムシェードは、室温が下がっている状況にあれば
晴れの日に開けて日射を取得します。
今年は(2022年)、10/6に雨予報で、最高気温が15℃くらいと、
急激に寒くなると、ニュースでも取り上げていました。
そのため、前日の10/4にシェードを外しました。
空調管理
外気温から、エアコンを切っても過ごせる状況になりましたが、
ここでエアコンを切ってしまうと、
外の湿度がまだ下がりきっていないので、
室内の湿度も高くなってしまいます。
12gを下回るまで、除湿のためつけておきます。
10/7にエアコンを切ったのですが、
室内の湿度も少しずつ上がってきていたので、
17日にエアコンを再運転しています💦
床暖房開始の時期を探るため週間予報をチェックします。
天気が崩れる時に気温が下がりやすいので、
天気が崩れる前の暖かい日の日中に床暖房を入れるようにします。
床暖房を入れるポイントにしてることまとめてます。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
我が家の床暖エリア分けをかいてます。
10/6が雨で寒くなる予報が出てたので、
10/2の昼に床暖房を開始してます!
湿度チェックと管理
除湿しているエアコンを切る日をいつにするのか?
外の湿度を注視します。
エアコンを切った後は、
室温や湿度が高い > 外気温と外の湿度が低い
この状況の時には、ロスガード換気の普通換気を使います。
窓開け換気も有効ですが、
床暖房をつけていない状況だと、冷えすぎてしまうこともあるので
夜や早朝の短時間で行ったほうが、室温の維持はしやすいと思います。
外の絶対湿度が10gより下がる予報が出ていれば、
その前にうるケアを開始します。
10/24にうるケアを入れました。
外の湿度が下がって、だんだんと冬に近づき乾燥してきます。
ロスガードの湿度交換は、80~82%なので、
家の中にも影響してきますからね…
うるケアも即効性があるわけではないので、
下がる前に入れた方が良さそうです。
うるケア加湿の効果をレポートしてます。
秋の取り組みまとめ
我が家が行った今年の秋の取り組みです。
日付順にまとめてみました。
日付 | 取り組み | 備考 |
---|---|---|
10/2 | 床暖房を開始 | |
10/4 | シェードを外す | |
10/5 | エアコン 切る | 切る → 送風運転 |
10/7 | エアコン送風運転 OFF | |
10/11 | ロスガードを普通換気に変更 | ※状況に応じて熱交換に切り替える |
10/17 | エアコン 再運転 | ※湿度が高かった為 |
10/18 | エアコン 切る | 朝:エアコンを切る、その日:送風運転 |
10/24 | うるケアを開始 |
10/17 エアコンを再運転しています。
室内の湿度が高かったので一日だけつけました。
エアコン除湿する方の悩みどころでもありますが、
エアコンの切り時って難しいものですよね💦
もう少し、切るタイミングを引っ張っておけば・・と、
自分もよく思うことはあります。
ですが所詮、天気によって湿度も変動してしまうもの。
自然のことなので仕方ないし、
その都度、修正していけばいいと思えるようになりました ^^;
我が家の場合では、
① 床暖房の開始
② エアコン(除湿)を切る
③ ロスガード換気システムの変更
④ うるケア ON
という流れになっていました。
春には窓開け換気してましたが、
秋は開けることはありませんでした。
おわりに
高気密・高断熱の家に住んで、秋や春という中間期が、
空調を見極める大事な時期だと実感しています。
エアコンを切るタイミングや床暖房開始の時期は、
難しくもありますが、心躍る時でもあったりします。
そして秋や春の室温や湿度の維持が、
その後を制する(←大げさと妻に言われます💦)と思うくらいです。
この暮らしが正しいとは思っていませんが、
消費電力を抑える生活にも繋がり良かったと思っています。
シェードをつけたり・外したりが楽しい♪
とまでいきませんが・・室温を維持する運転の
舵を取っているようでおもしろいです(^o^)
春の暮らしもまとめてます。
仕事以外に、なにかを突き詰めることがなかったので、
暮らしの探究ができてありがたいと感じています。
長くなりましたが、
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回のデータに使用している SwitchBotの温湿度計です。
消費電力の計測にはSwitchBotプラグミニを使っています。
ハブミニの機器と連携しデータを録りました。
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