ご訪問ありがとうございます。k-nonです。
我が家は、電力自由化で新電力会社であるHTBエナジーに切替ています。
電気の高騰や、新電力会社の倒産や新規受付停止も相次ぎ、
不穏な空気が漂うなか・・
2022年度は、我が家にも新電力の危機がやってきてしまいました(>_<)
そしてつい先日、約款変更のお知らせがあり、
電源調達調整費があらたに加わることとなりました。
今回は、この電源調達調整費がどのように算出するものなのか?
計算したのでお伝えしていこうと思います。
目次
電源調達調整費の導入!?
HTBエナジーより、7/6 約款変更のお知らせメールがありました。
毎日、ホームページを確認してたので、
7/1に約款変更のお知らせが出てたことを知ってたのですが、、
ついにきてしまった・・というような💦
再認識させらる気持ちになりました(-_-;)
変更の効力発生日が9月1日付で、
実際には10月以降の電気料金から適用になるようです。
導入の背景には・・
電力需給のひっ迫に伴う市場価格の高騰、燃料価格の高騰、
世界情勢の影響により、電力の安定供給が困難になってるとのこと。
電力市場価格の変動を反映し、
電力を安定的に供給することを目的とし
「 電源調達調整費 」の導入を決定したそうです。
電源調達調整費とは・・
各社が独自で設定する単価のようです。
HTBエナジーが設定する単価は、
電力を仕入れる際の市場価格(日本卸電力取引所(JEPX)が公表するエリアプライス)の
3ヶ月平均によって算出していくのだそうです。
電源調達調整費は、燃料費調整額とは別ですが、
請求には、燃料費調整額と電源調達調整費の合算で
「 燃料費等調整額 」と明細に表示になるようです。
電源調達調整費の計算方法
加算と減算の2パターンで、該当する方で計算になります。
日本卸電力取引所(JEPX)が公表するエリアプライス
➤環境市場|卸電力市場のエリアプライス
減算請求の計算方法
Aの平均値がBの還元調整基準単価よりも低い場合
A<B の場合
電源調達調整単価=(A-B)×D
加算請求の計算方法
Aの平均値がCの追加調整基準単価よりも大きい場合
A>C の場合
電源調達調整単価=(A-C)×D
試算してみる!
2022年7月現在です
実際の請求は、10月請求分からです。
まだ、平均価格などは正式に決まっていませんが、
現在分かる範囲で、試算してみようと思います!
日本卸電力取引所(JEPX)が公表するエリアプライスを確認
10月請求分は、5〜7月の平均価格になります!
月 | 平均価格 |
---|---|
5 | 19.5円 |
6 | 25.27円 |
7 | 44.13円 |
※ 7月はまだ出ていないので、現時点での値になります。
平均価格は29.63円
平均値 29.63 がCの追加調整基準単価よりも大きいので、
加算請求の計算方法です。
加算請求の計算方法
(A-C)×D=電源調達調整単価
A 29.63
C 12.10 (エリア|東京)
D 30%
(29.63-12.10)×0.3=5.259
電源調達調整単価=5.259
電源調達調整費
1kWhあたり5.259円で請求されることになります。
6月の電気料金を使って試算してみます。
電力使用量 208kWh
電源調達調整単価×電力使用量=電源調達調整費
5.259×208=1093.87
6月の電気料金 5,962.47円+1093.87=7,056.34
請求金額は7,056円となりました。
おわりに
この電源調達調整費は、電源調達調整単価を算出するまでも複雑です。
電源調達調整費とは、
独自の単価設定とするものなので仕方ありませんが・・
Aの日本卸電力取引所(JEPX)が公表するエリアプライスから、
3ヶ月平均値を割り出し、毎月変動していくことが想定されますし、
Bの還元調整基準単価、Cの追加調整基準単価、
そしてDの適用率に限っても、半年毎に見直しとあり、
契約する私たちが痛手を被るかたちにみえてなりません(>_<)
個人的見解になりますが、
減算請求の計算方法のケースになることは、
今後、果てしなく遠い先に思えてなりません💦
我が家は、電力会社の変更を検討しはじめています。
現在、新電力ではオール電化プランの新規申し込みを停止している状態。
選択肢がなく悩まされてるわけですが、
JEPX公表のエリアプライスの7月の動向を見ながら、
検討していこうと思います。
以上となります。
電気のことまとめています(^o^)
最後までご覧いただきありがとうございました。
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現行のぜんぶでんき東京より前のプランでの契約です。