ご訪問ありがとうございます。k-nonです。
我が家はいくつかの新電力会社に切り替えたのち、
現在は東京電力にて電気の契約をしています。
料金プランはスマート契約(実量制)で、
電気の使い方に応じて基本料金が変動するプランです。
先月、日々の節電が実を結び
契約容量を3kWから2kWへ減らすことに成功。
基本料金を下げることができました。
今回は、電気の高騰で節電意識を強くした我が家の
基本料金削減についてお伝えしていこうと思います。
目次
スマート契約?
現在契約している東京電力のスマート契約・プランについてです。
メリット
- 基本料金を抑えられること
- ブレーカーが落ちにくいこと
基本料金を抑える
実際に使用した電力量に応じて請求されるスマート契約。
使用電力量が少なければ、
契約容量が下がり基本料金も安くなります。
電気を上手に使うことで、
電気代の節約に繋げることができます。
節電を意識する背景には、
スマートメーターのデータによって、
電力使用状況を確認できることにもあります。
スマートメーターのデータは、
契約している電力会社のマイページから
日々の電力の使用状況を確認することが出来ます。
東京電力では、前日までのもの。
HTBエナジーでは、当日のものも確認できました。
どの時点でどれだけ電力を使用しているかを把握することで、
日頃から節電意識も高まります!
節電のモチベーションになったよ。
ブレーカーがおちない?
スマート契約は、
アンペア契約のような制約がないので
ブレーカーは落ちにくくなります。
とはいえ(安全上の理由から)上限はあるため、
ブレーカーが絶対に落ちないわけではないです。
デメリット
- 基本料金が高くなる恐れも‥
- ストレスに感じてしまう?!
基本料金が高くなる恐れ
契約容量を上回るような電力使用が続くと、
基本料金が上がってしまう可能性があります。
例えば、家族が多いご家庭で
それぞれのお部屋で家電を使った場合には、
基本料金が跳ね上がってしまうリスクがあります。
一度に大量の電気を消費しないよう
心がける必要があります。
ストレスになる?
スマート契約は、
電気使用量のコントロールが大事になってきます。
よって電気の使用状況を確認しながら
節電を行っていくことに、
ストレスを感じてしまう可能性があります。
実際に我が家でも
常時、消費電力を気にしながらの生活は、
少々負担に感じる時もありました。
よく起こっていたことでは‥
夕飯を用意している時に
IH使ってるから
レンジは使わないほうがいいよね?
それくらいは大丈夫だよ。
床暖房もついてるのに大丈夫!?
30分間もレンチンするわけじゃないから平気だよ。
電気を継続して使わなければ大丈夫だから。
30分間継続して契約容量を超えてしまうと、
基本料金が高くなってしまうのです。
というやり取りを時折してました。
妻は節約を楽しめるタイプなので
張り切って頑張っていましたが、
家族の協力や、家族のかたち・生活スタイルによっては
難しい場面が出てきてしまうように思います。
消費電力を抑えるための工夫
我が家は太陽光発電を搭載しています(蓄電池なし)。
なるべく太陽光発電を利用して、
電気を買わない生活にシフトしました。
太陽光発電の活用
電気の高騰が起こる前は、
『深夜に電気を使い、発電した電気は売電する』
にならい我が家も行っていましたが、
燃料費調整額が高くなり、
深夜に電気を使うのがお得とは言えなくなりました💦
それもあって、発電した電気を自家消費することにしました。
太陽光発電の売電単価によると思います。
ちなみに我が家の売電単価は21円です。
夜間にしていたエコキュートの沸き上げをお昼に変更。
洗濯と乾燥、食洗機も発電時間に変更しました。
これらの電化製品を発電時間に使うことで、
消費電力の削減、
そして基本料金を下げることに繋がります。
家電を複数使わない
家電で注目しないといけないのは消費電力の部分です。
- IHクッキングヒーター
- 電子レンジ
- 炊飯器
- 電気調理鍋
- ドライヤー
いくつか取り上げてみましたが、
こちらの家電類は消費電力が大きいです。
スマート契約(実量制)では、
ピーク電力値を更新すると、
契約容量が上がり基本料金が高くなってしまいます💦
家電を同時に使わない、
使う時間帯をずらすなど工夫することで、
ピーク電力値を抑えることができます。
エアコンは?
消費電力が高いと思われがちなエアコンですが、
意外とそうでもないことがわかりました。
中でも消費電力が高いとされる再熱除湿のエアコン。
我が家はこちらを使用してますが、
弱運転ぐらいまでにしてるので消費電力は大きくないです。
再熱除湿のエアコンについてかいてます。
消費電力を計測してみました。
2022年8月のエアコン運転の消費電力です。
2022年9月のエアコン運転の消費電力です。
エコキュートの昼沸き上げ
オール電化住宅において、
最も消費電力が大きいのは‥給湯設備でもあるエコキュート。
大量の水を沸かすのに、
相当なエネルギーを使います。
タンク容量が大きくなるごとに、
加熱能力・消費電力が大きくなる傾向にあります。
発電した電力を使用して、買電を抑えています。
昼沸き上げの設定方法かいています。
日中、エコキュートを稼働させている時間帯に、
洗濯乾燥機や食洗機も同じ時間帯に重なります。
曇りや雨の日もあるので、
エコキュート消費電力のピーク値を抑えるために
セーブ2の運転にしてます。
またヒートポンプ式であるエコキュートは、
厳しい寒さになる冬には消費電力も大きくなるので‥
ピーク値をなるべく抑えておきたいというのもあります。
セーブ1、セーブ2運転の違いを検証してみました。
請求書を公開
契約容量が下がる前の月と当月の請求書内訳です。
主契約のところ赤マルで囲みました。
前の月
当月
実はHTBエナジーで契約していた時に、
4kWから3kWへ減らすことは実現できていました。
今回初めて2kWまで減らすことができて、
とてもうれしく感じてます (^^)
おわりに
契約しているスマートライフプランは、
電気の使い方に応じて基本料金が決まり、
太陽光発電システム等で自家消費を増やせば、
節電にもなるので電気代を抑えることができます。
電気の使い方で、節電が可能にはなりますが、
それには家族の理解や協力も不可欠になってきます。
節電することは家計に優しくもありますが、
一方で、日頃の電気の使用に気を使いすぎて
ストレスになっては暮らしが楽しくありません。
ご家庭によって、合う・合わないがあるかもしれませんね…
またスマートライフプランは、
蓄電池との相性が良いとされ、
蓄電池を活用した節電が奨励されています。
我が家でも、今後蓄電池を導入して
太陽光発電システムと併用しながら、
電力使用量を効果的に抑えていければと考えています。
蓄電池の後付けについて考えました。
蓄電池を導入するにあたり試算してみました。
やっぱり成果が出たことがうれしかったので、
楽しみながら‥これからも節電に取り組んでいきたいと思います\(^o^)/
以上となります。
電気料金を毎月公開しています。
これまでの電気代を表とグラフで載せてます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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電力会社3社切替ています。